兄妹の鬼の先に待つもの





次の日柊が桜を呼びに来た。

「もうすぐ出発する。」

柊はそれだけ言うと戻っていった。
たぶん自分の用意をしに行ったのだろう。

まあ準備をしろと言われても、もう終わっているがな。
兄さんのところに変更がないか聞きに行こう。

「兄さんいる?」

「ああ、入れ。」

「兄さん、今日のことについて変更はない?」

「それが新選組が動くらしい。
とにかく俺たちは客観的に見て伊東派の殺しをする。いいな?」

「うん。だけど誰が行くかだけ聞かせてほしい。」

私がそう聞くと兄さんはすぐに答えた。