兄妹の鬼の先に待つもの





戻ってきてから柊と別れて兄さんの部屋に向かった。

「兄さん?いる?」

そう声をかけると少し間が空いてから返事が聞こえた。

「ああ、入ってくれ。」

中に入ると兄さんが何かを書いていた。

たぶん書類だろう、今は薩摩に協力しているからな。

とにかく本題に入ろう。

「兄さん私への頼みごととはなに?伊東一派のこと?」

「ああ、あいつらがそろそろ動き出すそうだ。お前も準備をしておけ。
新選組と伊東一派が戦争をするからな。
お前もそれに参加するんだ。
もちろん最初のうちは新選組に加勢してな。
あとは俺が出ていく。そして伊東を斬る。復讐の第一歩だ。わかったな?」

「はい。」

「下がれ。」

そう言われたので、私は兄さんの部屋を出て自分の仕事の準備に取りかかった。