翌日、私はいつもの時間に起き厨に行って、いつもの仕事をしよう廊下へ出た瞬間に藤堂に会った。

私が挨拶をしようとしたが、先に藤堂が話しかけてきた。

「桜!土方さんが呼んでたぞ。なんか昨日買った刀を見せてほしいとかなんとかで刀も持って来いだとさ。」

そう言って藤堂は走り去っていった。
忙しいやつだな。
桜はそんなことを思いながら、刀を取りにもう一度部屋に戻っていった。

そして昨日買った刀を持ち、土方さんの部屋へ向かう。

「土方さん神崎です。入ってよろしいでしょうか?」

そう聞くと、一分くらいの間が空き、中から声がした。

「ああ、入れ。」