それから結婚式は順調に進み、私たちは着替えて初夜を過ごすホテルに来た。

私は緊張したままホテルの部屋に入った。

「お、お風呂入ってくるね。」

私はバスルームに駆け込んだ。

しっかり体をきれいにしないと。

十分後、お風呂から出た私は用意していたドレスのようなネグリジェに着替えて部屋に入った。

「で、出たよ。歳三さんも入ってきたら?」

「ああ、そうする。」

歳三さんはそう言ってバスルームに向かった。

緊張しすぎて噛みすぎたな。

それから歳三さんは十分ほどして出てきた。

歳三さんはズボンだけ身に着けて出てきた。

「桜、おいで。」

「うん。」

歳三さんは両手を広げて私にそう言った。

歳三さんは私を抱きしめて言った。

「恐かったら、別に今日じゃなくてもいいからな。」

「いいの。今までキスまでしかやったことないけど、歳三さんなら大丈夫。」

「そうか。」

歳三さんはそう言ってそっと私の唇にキスをした。

触れるだけのキスが回数を重ねるごとにだんだんと濃厚になっていった。

「んっ///はぁはぁ///んっ///」

私が苦しくて口を開けたとき、待ってましたと言わんばかりに歳三さんの熱い舌が入ってきた。

歳三さんの舌は私の口内をまさぐり、私の舌を絡め取った。

足の力が抜け立っていられなくなった私を歳三さんは横抱きにして、ベッドまで運んだ。

「本当に良いんだな?」

「うん///」

私がそう言った途端に歳三さんは私のネグリジェを脱がし、体中の至る所にキスを落とした。