もうすぐ歳三さんが帰ってくる時間だ。

私はリビングから玄関に移動し歳三さんを待っていた。

すると一分も経たない間に鍵が開き、扉が開いた。

「お帰り、歳三さん。」

「ああ、ただいま。」

歳三さんはそう言って私の唇に触れるだけのキスをした。

「今日は先にご飯を食べる?それともお風呂にする?」

「そうだな。今日は汗もかいたし先に風呂に入るよ。」

「分かった。」

私は歳三さんの鞄と上着を部屋のクローゼットに掛け、歳三さんに下着と部屋着を渡した。

歳三さんはそのままお風呂に向かい、私は食卓の準備を始めた。