お風呂からでてリビングに行くと、歳三さんが笑っていた。
「やっぱりちょっと大きいか?」
私は歳三さんの大きい服を着ている。
歳三さんの服を私が着るとワンピースみたいになる。
「どうしてズボンは無いの?」
「桜のサイズに合うズボンはさすがにないからな。それにしてもエロイな。」
歳三さんが最後にぼそりといった言葉に私は一気に顔が熱くなった。
「な、何いってるの!仕方ないんだよ、サイズも私の服もないんだから!」
「すまない、すまない。こっちにおいで、髪を乾かそう。」
笑いながら謝られても謝る気がないとしか思えない。
でも髪を乾かしてくれるから許してあげよう。
私は黙って歳三さんの元へ行き、歳三さんが足を広げている間に座った。
歳三さんの乾かし方はすごく上手で眠りそうになってしまった。
「終わった。」
そう言って歳三さんは私の髪にそっとキスをした。
歳三さんの家に来てから初めてされることばかりだった。
でも私のいろんな初めての相手が歳三さんで良かったなと思う。
「さあ、寝ようか。」
そう言って歳三さんは私の手を握った。

