大学に行く準備をして家を出た。

今回はいじめられないといいが。

いじめがあると歳三さんを探しにくくなってしまう。

それだけは避けたい。

大学の門が見えてきた。

やっぱり少し緊張してしまう。

そう感じれるだけ私も少しは成長したのかな?

大学の中を歩いているとかなり前の方に歳三さんがいた気がした。

私は走ろうとしたが、ナンパに捕まってしまった。

「君、一年?彼氏は?いないなら立候補しちゃおうかなぁ?」

「...さい。」

「え?」

「うるさい。あんたのせいで探してた人見逃したじゃないの!!!!」

「なんだと!?優しくしてやったら調子に乗りやがって!!!
女だからって容赦しねぇぞ!!」

そう言って、殴りかかってきた。