原田にそう聞かれたが、私は何も答えず、自分の喉元に刀を向け原田に言った。 「ごめんなさい。それと今までありがとう。みんなによろしくね。」 私は最期にそう言って微笑み、喉元に刀を突き刺した。 少し痛かったが、我慢して歳三さんの所まで行き、隣に寝転がって息を引き取った。 最後に兄さんがいたはずの方を見たが、いつの間にか消えていた。