ん?朝か。

そう思い、目を開けると土方の寝顔が目の前にあった。
少しビックリしたが、起きるまで寝顔を見つめることにした。

いつも眉間に皺を寄せているが、案外かわいい顔して寝るんだな。

そんなことを思っていると、目がいきなり開いた。

「お、おはよう。」

「ああ、なんだ?そんなに俺の顔が好きなのか?」

「そうだよ!顔じゃなくて全部がすきなの!」

私がそう言った後、土方は顔を真っ赤にしていた。

土方の顔が赤くなるのを見て、私も恥ずかしくなってしまった。

「と、とにかく!朝餉食べにいこ?」

「そうだな。」

私は一度着替えるために自分の部屋に戻った。