俺、お前に惚れてんだけど。

さすがに部屋までは来ないだろうと思って、部屋着に着替えてベッドにバフッとダイブした。



その瞬間。



ーーガチャ



いきなり部屋のドアが開いた。


そこに立っていたのは、イタズラな笑みを浮かべる久間君。



「なな、なに勝手に入って来てんの？」



っていうか、なんで2階に上がって来てんの？


ありえないんだけどっ。



「おばさんが、志帆と話して来たら？ってニコニコしながら言うから」



「ええっ！？お母さんが？」



なに考えてんのよー！


普通、娘の部屋に男子を入れたりする？