最近の私は体調もよく、学校に行っている。

1月も終わりが近づいてきた頃、病院に通う時も、龍司はいつも付き添ってくれた。


付き合った今も、むかつく時はあるけど、前よりも優しいところが多くなった。


「1年ってあっという間だよね。」

「そうだな。」

「私、龍司のおかげで、悔いのない生活が出来るよ。」

「何だよ、急に。」

感謝してる。
本当に、何もない生活だと思っていた。

半年なんてあっという間。
付き合うなんて、考えてもみなかったから。


帰る途中、目がクラッとして体に力が入らず、よろけてしまった。


倒れる私を龍司は受け止めてくれた。


私、どうしたんだろう?


「大丈夫か?」

「だっ、大丈夫…。」