「それでね!悲鳴が聞こえたと思ったらパンダスカンクが俺たちに群がって来て始業式所じゃないの!

媚び売ってくるわ、胸くっ付けて来るわ猫なで声で騒ぐし……

あっやばい…思い出したら気持ち悪くなって来た

トイレ行ってくる……」


最初はいつもの調子で元気に説明してくれたりっくんは、
次第に真っ青な顔になって口元を押さえてトイレに行っちゃった。


あんま意識した事なかったけど、りっくんの女の子嫌いは重症みたい。


「りっくん大丈夫かなー?」


「あぁー、いつもの事だから未衣ちゃんは気にしなくていいよ?」


「わかったー」