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no side



バキッ


「ぐっ……」

ドコッ


「ぐはっ……!」


グチャッ


「あ"ぁ"ぁ!!」


ボキッ


「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!」


骨の嫌な音と、男の呻き声が響く拷問室。


「何だトモヤス、もう終わりか?」

「お前には期待してたのによぉ。
ガッカリだ。」

「こんくらいでへバってもらっちゃ困るんだよなー、トモヤス君よぉ。」


床に転がるトモヤスと言う男に手を下しているのは、数時間前まで笑い合っていた筈の組員。


今はそんなのを微塵も感じさせず、容赦なくトモヤスを生殺しにしている。


トモヤスの意識が失いかけると攻撃するのを止め、完全に戻った所で攻撃を再開する。


決して意識を飛ばさせてはくれず、精神的にも肉体的にもボロボロなトモヤス。


手を動かす事さえ出来ない。



そんな拷問を、ただ見ているだけの男2人と女。