「"私"がしていたら…どうする?」 「そんな事雅さんが許さねぇだろ。」 「…確かにそっかー。」 「この写真は毎日大量に送られてくる。 お前じゃねぇよな。」 最後の望み。 本人に聞いて確かめると言った湊。 もし未衣が本当と言ったなら、一番ダメージを受けるのは他でもない湊自身だ。 嘘だと信じたい。 いや、こんな写真嘘だ。 合成だ。 だけど、俺たちの予想は 虚しくも裏切られる。 「その写真は、全部本当だよ。」 ここに居る全員が、絶望を感じた。