「おい。
俺らん事忘れんなバカっプル。」
鬱陶しそうにあたし達を見てる隆斗。
「むっ……」
バカっプルじゃないもん。
「あ?普通だろ。普通。」
「異常だ。異常。
お前の顔が緩み過ぎてきめぇ。
未衣は可愛いから良いけど。ムカつくからやっぱダメ。」
そう言ってあたしの腕を引っ張って自分の方に寄せようとする隆斗。
「おい。何未衣に触ってやがる。」
「なんで未衣に触っちゃいけないわけ?
未衣が可愛いのがイケナイんだから。」
「確かに未衣の可愛さは犯罪級だ。
だけどな未衣に触って良いのも、抱き締めて良いのも、キスして良いのも、妄想しても良いのも 俺だけなわけ。
わかる?」
「俺は未衣で妄想しない。
抱き締めるし、キスするし、一緒に寝るけど。
お前、風呂上りの未衣がエロいの知らねぇだろ。」
「あ"ぁ!?キスだと?
おい未衣。てめぇ俺の居ない所でなに浮気してやがる。
一緒に寝るって何だ。」
「ふんっ。バーカ。
未衣はお前より俺の事が好きなわけ。
わかる?」
え、いや、あのぉ……
腕引っ張らないで……痛い。
両腕が違う方向に引っ張られて千切れそう。
てか、あたしを挟んで変な言い争いしないで欲しい。


