バンッ!
倉庫の幹部室で過ごしていると、ノックもなしに息を切らした幹部候補のライが入って来た。
「ライ、ノックくらいしろや。」
こーちゃんが読んでいた雑誌からライに目を向ける。
「はぁ……はぁ……す、ません……」
息を整えたライは
「何があった。」
「リュウジとアヤトとホクトとツヨシが何者かに闇討ちにあって……
病院に運ばれましたっ!」
"私"が恐れていた事を言った。
「四人も……!?」
「リュウジとアヤトは幹部候補だろ!?」
「うそだろ…」
部屋の空気を変えるのには十分な内容だった。
「闇討ちだと?」
そして湊は今、"私"と同じ事を考えている。
「未衣。」
「……うん。」
山崎が学校まで来た時から、嫌な予感はしていた。
嫌な予感は……当たってしまった。


