「ひっ、わ、分かった!分かったから!
もう高宮湊を侮辱せんわ!」
「ウソついたら家族諸共殺すからな。」
「わ、わかった!」
さっきまでの威勢は何処へ行ったのやら……
話だけ聞いてると、女が男を脅してるなんて誰も捉えないな。
チラッとスマホを見た未衣は
「明日の午後8時。
プリトンホテル 305号室。」
それだけ言って、俺たちには何も言わず男の横を通り過ぎ帰って行った。
車のエンジン音が聞こえたから、迎えが来たんだろう。
その間、俺たちは動けなかった。
「ちっ……」
湊の舌打ちが聞こえ、俺たちの時は動き出した。
「なぁお前さん達。
いい事教えてやろうか?」
…はぁ。
どうやら復活したらしい目の前の男。
またニヤつき始め、俺たちを挑発する。


