「うぅ……」
あまりの羞恥に顔を真っ赤にして俺の背後に隠れる未衣。
服にしがみついたまま離れない。
…可愛い過ぎる。
「いきなりニヤけないでよ!
キモイから!てか怖いから!」
未衣が可愛すぎて顔が緩んでたらしい。
「未衣が可愛いんだから仕方ないだろ」
「はぁ……未衣が可愛いのは分かったからさ。」
「いや、わかってない」
「お前が未衣を好き過ぎてヤバイのは分かったからさ……」
「…なんだよ」
好き過ぎてヤバイんじゃない。
愛おしすぎてヤバイんだ。
まぁ、こいつらに分かってもらっても困るだけだからいいけど……


