眠り姫と総長様 II


「い、一応菌が入ったら困るから消毒だけするよ!」


そう言って消毒液を付けたコットンで切れた頬を優しく拭く未衣。


「ん。ほら舐めて。」


「傷口をな、舐めるなんてしちゃダメだよ!」


「えぇ、じゃあ未衣からキスして?」


「恥ずかしい…」


微笑みながら言えば、ほら。


赤くなった顔を隠そうと手で覆って俯く。


可愛すぎて、愛おしすぎて
どうにかなりそうだ。


「ヤバすぎだから」


「みな……んっ…」


「イヤじゃないくせに」


噛みつくようなキスをすると、酸素が足りないのか俺の胸を押してくる未衣。