バレンタインは俺の生き甲斐やっ!

「あいかわらず仲良しやなぁ」





ヨシキさんがにっこり笑って言うと、たっちゃんは「そうなんです〜♡」と照れたように頭を掻く。




ヨシキさんは「たっちゃんは素直でかわええなぁ」と頷いた。





その横で、真っ赤な顔に据わった目のキジマさんがにやにや笑っている。





…………嫌な予感。




何を隠そう、キジマさんは酔うととんでもなく面倒な御人になるのだ。






「たっちゃーん」






キジマさんはにやにや笑いのまま、たっちゃんの肩をがしっと抱えた。






「えーなぁ、仲良しさんで〜。


なぁなぁ、どこまで行ったん?


もうチョメチョメしてもうたんか〜?」






…………うわ、やっぱり。




ちゅうか、それは禁句ですねん今!!






あたしは気まずさのあまり顔を俯けた。