「ごめん、別れて」 その一言で。 あたしの世界の時が、止まった。 「……は?」 「好きな奴が出来たんだ」 ソイツはそのまま、フイと教室を出て行った。 あたしは1人、教室に立ちつくしているだけだった。 「バカヤロ――――――ッ!!」 砂浜に立ちながら、あたしは叫んだ。 そしてそのまま、崩れ落ちた。 「馬鹿っ…馬鹿っ…馬鹿―――…」 あたしは泣いた。 この砂浜に、全部涙が吸い込まれてしまえば良いのに。 吸い込んでしまえば、あたしは幸せになれると思うのに……。