[翠side] 夏恋に先に行ってもらって 一人になった美術室で泣いた 「別れちゃった…」 本当は今でも大好き 本当は渡したくなんかなかった 俺が幸せにしたかった でもそれで引き止めても 俺の押しつけになるから…幸せになって欲しい 好きだからこそ身を引く 「それにしても…」 取り返す勇気すら持てず散っていった俺の初恋 本当に俺はバカだ でも友達としてなら側にいられるなら 友達としてい続けるよ 「よしっ」 俺が涙を拭って帰ろうと下駄箱に行くと 小花さんがいた 「なにしてるのあの子は」