[結苺side]
ただ呆然と立ち尽くしていると
三階の私達の教室から声が聞こえた
「結苺!」「夏恋!」
これは…絶対聞き間違うはずがない
私の大好きな翠くんの声
春也くんの声とシンクロしている
「す、翠くん…」「春也…」
周りにはいっぱい人がいる状況で呼ばれて
恥ずかしい…けど嬉しい
ただでさえ二人は目立つから
みんな二人に注目してしまってる
私と夏恋ちゃんが二人を見上げると
翠くんと春也くんの声がまたもやシンクロしながら
とんでもない大声で
とんでもないことを言った
「「好きだよ!!!」」
う、嘘でしょ…



