「す、翠く「翠くんなろうよー!」」
私の小さい声はみんなの声でかき消される
うぅ…こんなとき、はっきり言えたらなって思う
「いや、俺は春也と…」
「いいじゃん!!
私たちとが楽しいよ!」
「そうそう!!」
「いや、あの…」
優しい翠くんは断れずに戸惑うばかり
わ、私だって負けたくない
諦めるとかいいながら諦めれないんだけど
だったら最後まで突き通すもん
私はひとつ大きな深呼吸をして
声をかける
「す、翠くんっ!
私…たちと…な、なろう!!」
かなり自信ないけど、少しは大きな声で言えたと思う
それはちゃんと翠くんに届いていて
にっこり笑ってくれる
「じゃ〜、結苺達となろうかな」
翠くんははっきりとそう言った
嘘でしょ…
すごく嬉しいよっ!!
でもみんなは不満そうな顔で私を睨む
こ、怖い…



