あれから時は経ち、12月
私の気持ちは諦めようとしても何も変わってくれない
それに翠くんを観察して好きな人探そうとしても
全然わからない…
そんなある日のことです
「はい、もーすぐ終業式だし
3学期に入ってすぐある修学旅行の班決めするぞー」
ロングホームルーム中突然そう先生が言い出した
もうそんな時期か〜
やっぱり1年は短いなぁ
「今から20分時間やるからそれまでに決めろよ
男子女子4~6人だ」
4~6か…
翠くんと一緒になりたいけど…
翠くんだって好きな人となりたいだろうし
競争率高いだろうな…
春也くんと翠くんは1セットだから
「結苺〜♪一緒になろ♪」
「もちろんだよ夏恋ちゃん♪」
夏恋ちゃん以外あんまり話したこと無いから
夏恋ちゃんがいてくれなきゃ心細い
「翠くんと一緒になりたいでしょ?」
「そ、それはもちろん…」
すると何を思ったか夏恋ちゃんは
みんなから囲まれている春也くんを呼びつけた
「春也!一緒の班になろ♪」
「お〜いいぞ〜」
当然春也くんはOKするわけで…
カレカノだからみんな反論することも出来ず…
女子の目が一斉に翠くんの方に向けられた
「翠くん!!一緒になろー!!!」
「私たちと一緒だよー!!」
「私たちのとこが楽しいって!!」
とてもすごい勢いで誘いかける
私も誘いたい…
でもあんな中に入るなんて…出来っこない
「お前が誘えよ
もし嫌って言われてもその時は俺が誘ってやるから」
私が悩んでいると春也くんがそう声をかけてくる
できれば最初から春也くんが誘ってくれた方が嬉しいんだけど…
いつまでも頼ってられないよね…
「が、頑張る…」
勇気を振り絞って女子の輪の中に入り込む



