「俺は夏恋が好きだったんだ
でもいつの間にかその好きは恋愛感情じゃなくなっていた
俺は美雨を好きになれずに
結苺を好きになってしまったんだ」
そう言った瞬間
美雨の目からこぼれた一粒の涙
オレンジの夕日は沈みかけていて
薄暗いオレンジの光が切なく美雨を照らす
「別れよう」
「…はい…」
きっとすごくつらいとおもう
でもこれ以上中途半端なことをしたらダメだ
「今までいっぱい我が儘言ってすみません…
迷惑ばかりかけてすみません…
でも本当に大好きでした…
私を振ったんですから…幸せになってくださいねっ♪」
そう泣きながら微笑んだ美雨は
今までの中で一番綺麗で
とても可愛かった
「うん…いっぱい傷つけてごめん
そしてありがとう
俺も美雨の幸せ願ってるよ」
「ありがとうございます…」
最後に涙をそっと拭ってあげる
ごめんね美雨
いっぱい傷つけてごめん
「じゃあ私日誌出しに行きます!!
今までありがとうございましたっ♪
ではさようなら片倉先輩」
「ばいばい美雨ちゃん」
そう言って美雨ちゃんは教室から出ていってしまった



