少し薄暗くなった美雨のいる教室の扉を開ける 「美雨」 きっと傷付ける でもそれを怖がってはいけないんだ 「話があるんだ」 「…はい」 美雨は書いていた日誌を閉じて俺をまっすぐ ジッと見つめる その目には決意が込められていて… 何かを察しているんだろうな…ってわかる 「俺は美雨を好きになれなかった 努力をしても無駄だった ごめんね美雨」 とりあえず前置きをしてしまう… 言葉を発するたびに揺れる美雨の瞳 「先輩、私からは振れませんよ? 最後くらい、はっきり言ってください」 「わかった」