「ど、どうしたの??」





「どうしたじゃないよ〜
大丈夫??」











また夏恋ちゃんはそんな心配そうな顔をして…



心配ばかりかけてるなぁ自分











「私じゃダメだったんだよ
でもそんなすぐには諦めれない」





「結苺…
私…結苺のことなんでも支えたい!」





「ありがとう♪」











もう十分支えられてるよ



私がまたボーっとしそうになると春也くんから腕を掴まれた











「ちょっと来い」





「えっ!?」











夏恋ちゃんに助けを求めるけど
ニコニコっと笑ってるだけで何もしてくれない




たすけてーーーーー怖いよっ!









春也くんの力に叶うわけもなく


必死の抵抗なんてもろともしないで
屋上に連れ出す








あ〜…前もこんなことあったな


デジャヴだ






そして目の前には真剣な表情の春也くん





私は一体なにを怒らせてしまったのだろう?







春也くんはジーッと私を見ると
予想外に弱々しい顔になる