「そーんな怖い顔してどうしたのー?」
あえて明るく話しかけると
思いっきり睨まれた
「な、なに…?」
「バカ女が!」
「はっ!?」
なんで急にそんなこと言われなきゃならないの!?意味わからない
さすがの私だってカッチーンときたよ!
八つ当たりじゃんか
「そんな言われることしてない!
なんでそんなことしか言ってくれないの!?」
どれだけ私が努力してもこいつは飄々とヘラヘラとして…
少しはさ、女の子としてみて欲しいものだ
「本当にデリカシーもかけらもないよね!
バカ春也!!」
「あ、おい、違う」
私が怒ってその場を去ろうとしたら
春也は何か言いたげに私を止める
離して!なんで止めるの!?
「今日の放課後教室に残っておいてほしい」
「えっ…?」
春也はいつもの笑顔は何処へやら
真剣に言ってきたから心臓がバクバク鳴り出す
そんなこと言われたら期待しちゃうよ
「わ、わかった…」
怒りなんてとっくに静まって
心臓が鳴りすぎて落ち着かなくなってしまいました



