好きになんてなるわけねーだろ!!!



「それにしても、下手くそすぎんだろ。」


光輝は、ついに笑いをこぼし始めた。


『ちょ、やめてよ。笑いが……』


その瞬間、私たちのテーブルの横をその店員さんが通る。

私たちの視線に気づいたのか、またもや、にこぉ……と笑って通りすぎていった。


『「…………ぶっ…』」


目を見合わして、同時に吹き出した私たち。

もう、笑いが堪えられなかった。


「ははは、お前笑いすぎ。」

『あっはは、はぁー、お腹痛い。』


笑いすぎた、本当に。

散々笑った私たちは、店内の視線が集まっていることに気づき、後味悪くその店を出た。