「……っぶねーー。」
頭上から、光輝の声が聞こえて、私はうっすらと目を開ける。
『…っ…!?』
すごそこにあった光輝の顔に驚く私。
光輝の右手は私の手首を掴んでいて、左手は腰に回っていた。
私は、目を見開いたまま見つめる。
光輝もなぜかその状態のまま動かなかった。
……光輝の手。いつの間にこんなに大きくなったんだろう。
こんな距離になったのは、本当に幼い頃以来で、少しだけ、動揺してしまった。
「なんの音ー??」
大きな音が気になったのか、裕太がキッチンに入ってくる。
そして、私たちを見て足を止めた。
「…な、ななな。お前らなにやってんだよ!!?」



