好きになんてなるわけねーだろ!!!



漫画の気分じゃなくなった俺は、まっすぐ家へ帰宅。


『ただいまーー。』

「わあ、おかえりぃー!!」

「おー、お帰りなさーーい。」


俺が帰ると、居間では母さんと杏奈の母さんで女子会をやっていた。

まあ、それはいつものことなんだけど。


「光輝ーー、今日も杏奈と一緒ーー?」


部屋へ上がろうとしたとき、杏奈の母さんに聞かれた。


『いや、今日は違うよ。』

「あら、珍しいー!喧嘩したのー?」


次は、俺の母さんから。


『ちっげーよ!普通にダチと帰っただけだっつーの!』

「ついに振られちゃったのね光輝。」

「ええーー、杏奈が振ったのーー??」

『んで、そうなるんだよ!』


相変わらずのマイペースな物言いに面倒くさくなってきた俺は、そのまま階段を駆け上がった。