好きになんてなるわけねーだろ!!!



店から出たすぐそこにあるベンチに腰を下ろす。

さすがに、ショッピングモール。

人の流れを見ていると、目がおかしくなりそうだった。


「あ、悪い!買ってきた!」


ブランドのロゴが印刷された袋を嬉しそうに掲げて出てきた光輝。

そこからも、いろんな店をうろちょろして、出るころには外が薄暗くなっていた。


『結構見て回ったね!』

「店多いもんなー。疲れた。」


私が買った服などを全部提げてそんなことを呟く。


『私の持ってるからだ!もういーよ!自分で持つ。』

「や、別にそんな量じゃーねーし。母さんたちのときとかやべーからな!?」


そ、それは、そうかもしれないけどさ。


『いや、でもやっぱり持つよ?』

「いいって!」


それまでではありえなかった言い合いをしながら歩いて、いつの間にか家の近所。


…あっという間だったなー。


なんて考えていると、道端でコーラを噴射して遊んでる男子たちがいた。