私は諦めて周りを見渡す。
『あ、これ…』
次に目がとまったのもネックレスだった。
でもこれは。
『光輝っぽいかも。』
かっこいいデザインの男物。
シルバーの細いリングの中に小さな星がついた格好いいネックレス。
その隣には、いかにもペアでつけそうな、星がハートになっただけのものもあった。
いやいやいや。
ペアとかはさすがにできないけどね!?
付き合ったとたんにそんなの恥ずかしすぎるし。
…でも、初デートだもんな。
私は星がついた方だけを手に取る。
初デートだもん。
プレゼントするのも悪くない!
値段もさっきのものほどは高くなかったから。
私は光輝に見つからないように会計を済ませ、店の外へと出た。



