好きになんてなるわけねーだろ!!!



だが、そう簡単にはいかなかったみたいで、裕太も言い返す。


「俺の話はもういいんだよ!!光輝が一番モテるの分かりきってんじゃん!!」


突然標的にされた光輝は、特に気にもしない様子でサラッと言い返す。


「俺?俺はまぁ…10人くらいはあるんじゃねーの?」

「うわやっぱ光輝すげえ…!」

「えー…みんな趣味悪〜い」

「幸?お兄ちゃんに向かってなんてこと言うんだ」


はしゃぐ3人に、私は無言で光輝を見つめる。


嘘だ。

中学ではサッカー部のマネはみんな光輝が好きだったし。

今のモテようからして、余裕で20はいってるはず。


その視線を感じとった光輝と一瞬目があって、気まずくなった私はパッと逸らした。


『で?裕太は最近告られた子とは付き合ってないんだ?』


裕太は次は素直に答える。


「だってまぁ、昨日だったし。」


少し言いづらそうに言うのは照れてるからなのかな。

我が弟ながら、可愛い。


てゆーか、


「『昨日!?」』


幸と私がきれいにはもった。


光輝はコーヒーを飲みながらにやにやと言う。


「ほう、クリスマスに告られるとはなかなかやるな。」