好きになんてなるわけねーだろ!!!



「はぁ?なんで俺が。」

「先輩命令。」


元サッカー部部長様(光輝)の言葉は効いたようで、裕太はぼそぼそと言う。


「別に、ないことはないけど。」


そう言ってちらっと私を見た。


なんだろ?


少し首をかしげると、なんでもないという風に首を振る。


変な裕太。


「え!なに!?裕くんなんかあるの!?好きな子いるの!?」


裕太の反応に食いついたのは幸だった。


まぁ、幸、裕太のこと好きだもんな多分。


そんなことを思って光輝の方を見ると、まぁ複雑そうな表情。

妹の恋事情は複雑ですか、お兄さん。


そういう目で光輝を見ると、少し睨まれた。


っと、裕太の話に戻るか。


『ん?好きな子できたの?』

「いねーよ。」


裕太の言葉に、幸は安堵の表情を見せた。