本格的に飾り付けられた部屋。
「「「メリー―クリスマース!!」」」
毎年恒例の霜出家、楠木家合同のクリスマス会。
今年は、親は霜出家、子供は楠木家だ。
『幸、サンタさんになに頼んだの?』
私が聞くと幸は少し馬鹿にしたように笑う。
「杏奈ちゃん、まだサンタさんなんて言ってるの?」
その言葉に、幸はまだ信じてると思ってた私を含めた3人は顔を見合わせる。
「さすがに信じるわけないよ。」
幸はそう言ってシャンパン(子供用)を一気飲み。
ああ、私の可愛い幸が…、どんどん大人になっていく…。
そう考えたのは、他の2人も同じみたいで、はぁと深いため息をついた。
「じゃあ、とりあえず裕太。語れよ。」
ご飯を食べながら光輝は裕太に振る。
「はぁ!?何をだよ?」
「なんかあるだろ、そういう話。」
まぁ、クリスマス会なんてそうですよね。
コイバナ、聞きたいんですよね。



