好きになんてなるわけねーだろ!!!




次の日。

結局帰る時間が遅かったことから、熟睡な私。

…いや、熟睡したかった私。


「杏奈起きろ!!」

「おい、ばか杏奈!」

「杏奈ちゃーんっ!」


うるさい人々によって叩き起こされた。

時刻は昼の1時。


でも寝たの4時だもん。

全然寝た感じしてない。


「脳みそ散歩させる癖直せよ…」


呆れ顔を見せるのは光輝。

や、あんたのせいで寝不足なんだわ。

なんて脳内でやつ当たってみる。


その間に、うるさかった他の2人…裕太と幸は部屋から出て行ってしまった。


『…なんなのー、寝させなさい。』

「お前なぁ…、」


そうつぶやく光輝をぼーっと眺めつつ思う。


…好きって自覚するとかっこよく見えるのかな。

なんか、見慣れたはずの光輝の、しかも呆れ顔なのになぁ。


…悔しいけど、かっこいい。