光輝に告白みたいなことをされたこと。
その時私が言ってしまったこと。
それから、自覚したこと。
そして今聞いた、変わってしまった光輝。
全部、まとまらないまま話した。
『光輝が変わっちゃったのは、私のせいなのかな?
……私、本当に馬鹿で。
本当に、取り返しつかなくなっちゃったよ。
葵の言うとおりだったのに、私、意地張って。
ごめ…っ…ごめん…。』
最後には泣き出した私に葵は何も言えない様子だった。
私のばかさに呆れてしまったのかもしれない。
ただ、葵はずっと私の手を握っていてくれて。
その手はすごく冷えちゃってたけど温かくて。
それだけで、私は少し楽になった気がした。
『ありがと。葵に話してよかった。』
泣き止んでからそう言ってほほ笑むと、葵は困ったように笑う。
「力になれなくてごめん。」
泣いてるとき小さく呟いた言葉、聞こえてたよ。
葵、ごめんね。ありがとう。



