好きになんてなるわけねーだろ!!!



光輝に告白みたいなことをされたこと。


その時私が言ってしまったこと。


それから、自覚したこと。


そして今聞いた、変わってしまった光輝。



全部、まとまらないまま話した。



『光輝が変わっちゃったのは、私のせいなのかな?


……私、本当に馬鹿で。

本当に、取り返しつかなくなっちゃったよ。


葵の言うとおりだったのに、私、意地張って。

ごめ…っ…ごめん…。』



最後には泣き出した私に葵は何も言えない様子だった。


私のばかさに呆れてしまったのかもしれない。



ただ、葵はずっと私の手を握っていてくれて。

その手はすごく冷えちゃってたけど温かくて。


それだけで、私は少し楽になった気がした。



『ありがと。葵に話してよかった。』


泣き止んでからそう言ってほほ笑むと、葵は困ったように笑う。


「力になれなくてごめん。」



泣いてるとき小さく呟いた言葉、聞こえてたよ。

葵、ごめんね。ありがとう。