「うるせーーよ!俺勉強してんだから黙れ!!」 バタンッ!! 突然ドアを開け、怒鳴っていった裕太に、俺らは2人して数秒間黙り込む。 「あ、で。なに?」 『え、なにが?』 「なにしにきたのって。」 杏奈に聞かれて思う。 何しに来たんだろう、俺。 『…なにって………』 なんか、行動起こさなきゃって。 永沢さんの厚意を無駄にできないって。 そう思って。 不思議そうに俺をみる杏奈。 その姿を見て、俺は唾を飲み込んだ。