「おせーーよ、凌!!」 「ごめんごめーん!知り合いの後輩にあっちゃってさっ!」 俺は、コーラをレジに出す憎き後輩の姿を外から見た。 「自覚してくれたみたいで良かったよ。 俺が、楠木を幸せにできないことは残念だけど。」 そう呟いて、友達のあとを追う。 「……幸せにできないなら、幸せを願う。 それがいちばんだよね。」