なんだかよく分からない喧嘩も、なかったかのように私たちは元通りになった。 「杏奈、仲岡も。帰ろーぜ。」 「早く行こ行こーっ!」 光輝と慶太くんと、私と葵。 途中まで方向が一緒な私たちは4人で教室を出た。 「それであの先生がさー」 「へえ。すごくどーでもいいんだけど。」 さらっとした毒舌を使いこなす葵に、そんなの気にしない慶太くん。 「…んじゃここでな。」 『葵も慶太くんもばいばいっ!』 なんだかんだで、良いバランスとれてるんじゃないかなって思うよ。