好きになんてなるわけねーだろ!!!



刺々しく言葉を返す私に、光輝のことが好きな女の子も負けじと言い返してきた。


「ただの幼馴染みだったら…いつもいつも光輝くんと一緒にいる必要ないよね。好きじゃないんだったら、やめてほしいんだけど。」


その言葉に、私のイラつきはピークへと達した。


『…告白して、OKもらったの?彼女になったの?それで早速束縛?』

「ちがっ…!私は、そんなつもりじゃ…!」


言い返そうとする女の子を遮って私は続ける。


『違わないよね。あいつ、そういう子大嫌いだと思うけど。』

「ちょ、楠木さん、言い過ぎだよ。そんな、自分が光輝くんの全部を知ってるみたいな言い方しなくても。」


女の子の友人らしき子に言われて、私は小さく笑う。


『……知ってるよ。光輝のこと。そりゃ、全部は知らないけど。少なくともあんたたちよりは、知ってると思うけど。』

「そんなのっ、幼馴染みだから当たり前じゃん!!」

『でも、彼女が幼馴染みに負けてるって残酷だよね。』


私が、そう言い放ったときに、光輝が歩いてきた。