私には嫌いなものが多すぎる。






そう寝不足なだけ。



これも直斗のせいなんだから。





「…真桜?」



「…元気元気!ありがとね?心配してくれて」



「それはいいんだけど、でも最近…ってちょ…真桜!?」







何か言いかけた春姫を置いて教室を出る。





「今、クレープな気分!体調悪い神無月さんに奢ってよ!」




そういって笑うと春姫が後ろできゃんきゃん喚きながら追いかけてくる。








こんな日も楽しい。
私は幸せだ。




確かに私はその時そう感じていた。






すぐに壊れてしまうことを知らずに。