車の中はお母さんと麗華さんのお喋りで賑やかだった。 話題はなぜか私のこと。 となると一昨日の事も話に出る。 「そうそう、愛歌、感動しちゃったわよ。一昨日のあれ。」 「あ、それどうだったのよ?愛歌はフラれてそれどころじゃなかったみたいでその辺よく聞けてないの。」 「フられたとか今は言わないで!」 麗華さんは直球すぎる。 私はまだ立ち直るどころじゃないんだから。