「渡辺、さっきお前の親戚の方と話した。同じ便で帰ることになったみたいだ。…クラスのことは気にすんなよ、ちゃんと説明しとく。」


「…先生、ありがとうございます。迷惑ばかりかけて…ごめんなさい。」


「いいんだよ、しっかり治せ。学校は連休明けからだ。」



その後すぐに麗華さんも来て、部屋番号を聞かれた。


荷物を取りに行ってくれるみたいだ。


1つ麗華さんにあるお願いしたのは、夢じゃないはずだ。


でも、その辺りで私の意識は途切れた。