よし、と言いながら麗華さんが立ち上がった。



「愛歌、いつまでいるんだったかしら?」


「…明日のお昼の飛行機で帰る予定です。」


「私と礼央も一緒に飛ぶわ。彩歌、明後日は休みみたいだし、遊びに行きましょう?失恋したら、ヤケ食いから始めないと、ね?」



仕事は大丈夫なんだろうか?


…その辺りは麗華さんに抜かりはないんだろう。



礼央君が帰ってきて、一緒にご飯を食べた。


そのあとは、


「今日はもう寝なさい。」


そう言われて、すぐに寝た。