奇跡の歌姫【下】





「日向くんの鬼。輝も私も同じ班なのに、2人で決めちゃって!」


「そうだそうだ!」



私たち2人の攻撃をもろともせずに、日向くんは飄々と言い放った。



「罰ゲーム、そういえば決めてなかったなぁ。」



その時の笑顔は、絶対に忘れられない。



「今日は2人で回らせろ。」



2日目の朝のババ抜き、あれのせいで…。