あと、5人だ。
その時、ケータイが震えた。
電話は、sayaka、私のお母さんからだった。
『あの歌を歌うのは、どんな人だろうと思ったら貴方だったからびっくりしたわ。…どうして、出る気になったの?』
「…私をここまで連れてきてくれた大事な人に、感謝の気持ちを伝えたかったから。」
『あら。じゃあデビューを目指してはいないのね?』
「うん。歌手になるなら、お兄ちゃんに1番近いアメリカだって、決めているから。」
『帰ったら、色々話しましょうね。…お土産、楽しみにしてるわよ。じゃあ、また後でね。頑張ってね、まな。』


