奇跡の歌姫【下】





「sayakaさんが…。そうですか。あの、色々なところに掛け合って下さったんですね。ありがとうございました。」



精一杯の感謝を込めて。


お母さんまで話を持って行くことは、おそらくイレギュラーな事だっただろう。


この人がそれくらい一生懸命探してくれたということだ。



「いえ。では、頑張ってください。応援してます。」



それに頷いて、舞台袖まで移動した。